少し変わった鍋料理をご紹介、それぞれ歴史や意味があるようです。
しょっつるなべ
秋田県西部の名物鍋がしょっつる鍋、秋田は昔からハタハタ漁が盛んで、県の特産品にハタハタを発酵させて作った魚しょう(しょっつる)があり、魚とやさいとこの魚しょう(しょっつる)で作る郷土料理が、しょっつる鍋です。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_23_akita.html
ちゃんこなべ
東京両国の名物鍋がちゃんこ鍋、相撲の力士が、鶏ガラのだしで鶏肉と野菜を煮るしょうゆ味の鍋です。2本足の鶏肉は、4本足の牛や豚のように手をつかないので、負けないという意味で鶏肉が使われています。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/34_28_tokyo.html
ほうとうなべ
山梨県の名物鍋がほうとう鍋、ほうとうは手打ちの独特の幅広の麵を、ニンジンやゴボウカボチャなどと一緒にみそ味で煮込んだ鍋料理です。一説には、武田信玄が、武田家に伝わる、宝刀で麵を切ったからこのほうとうという名前になったと言われています。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/houtou_yama_nashi.html
出版社:ミネルバ書房、著者:服部幸應、書名:和食のすべてがわかる本 郷土料理をしろう