食と脳、エネルギー消費の20%を脳が占める!
人間の脳の発達が食に大きく関係している。人間の脳の重さは動物の中で唯一イルカと同じ体重の2%であり、エネルギー消費の約20%を脳が占めている。この脳を活かして、人間は動物の中で唯一食べ物を調理して食べる動物である。私たち人間の祖先が生で食べるしかなかった時代から調理して食べることにより、栄養と絵ベルギーをより多く効果的に吸収できるようになり、おかげで大脳も発達してきたという歴史がある。我々にとって食は非常に大切なことなのである。
出版社:株式会社化学同人、編者:石川伸一ほか、書名:食感をめぐるサイエンス、記載ページ:24ページ