醤油の語源、なぜ油という文字がつくのか?

醬油の起源と言われている中国では油を含んだ絞り汁を「○〇油」と言います。脂を取り除いた物でも「○〇油」ということがあります。脂でもないのにな膳「醤油」と命名したかを考えるとしたら、豆醤を絞った汁には油が入っているので、豆醤の汁を「豆醤油」と言った。脂を除いた後も、豆醤油と言っていたが大衆化した後、単に醤油となったと言えます。

ちなみに醤油の作り方は、まず蒸した大豆や脱脂加工大豆に、炒った小麦を砕いたものを混合して、そこに麹菌を加えて、しょうゆ麹を作り、それに食塩水を加えて、大きなタンクや桶に入れてもろみを作り、このもろみをタンクや仕込み桶で発酵させて出来上がるのが醤油です。

出版社:文芸社、書名:食文化雑学、著者:松崎修、掲載ページ:152ページ

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